ことのはラインを
作った想い

私がこのサービスをつくろうと思ったきっかけは【母の介護】でした。
仕事を続けながら、ひとりで母の介護をしていた日々。
やがて施設にお願いすることになり、私は定期的に面会に通っていました。
ある日、面会に行ったときのことです。
母は、誰とも話さず
椅子に座ったまま、ただ窓の外を見ていました。
その姿を見た瞬間、
胸の奥がぎゅっと締めつけられるような感覚になりました。
「この時間が続けば
認知症になるのも時間の問題かもしれない」
そう感じたのです。
施設が悪いわけではありません。
スタッフの皆さんは懸命に働いておられました。
ただ、現実として人手が足りず、
一人ひとりとゆっくり話す時間がないのです。
そのとき、私は気づきました。
高齢者にとって
会話のない時間は
【静かに心と脳を弱らせていく】
ということに。
話すこと。
誰かと目を合わせ、言葉を交わすこと。
それは、娯楽でも贅沢でもなく、
生きる力を保つために必要なケアなのだと。
けれど現実には、
「話し相手」を確保する仕組みは、ほとんどありませんでした。
それなら、
【会話そのものを届けるサービス】を作ろう。
そうして生まれたのが、
「ことのはライン」です。
医療でも、介護でもありません。
ただ、安心できる時間の中で、
その方のペースに寄り添い
言葉を交わす。
短い会話でも、
人は表情を取り戻し、心が動き始めます。
大切なご家族様が、
誰とも話さない時間を過ごしていないか。
ふと、気になったとき。
どうぞ一度、お話を聞かせてください。
それが、ことのはラインの始まりです。